【実施報告】管理者研修会Ⅱ「各支部長からの訪問看護地域連携BCPの取り組み報告」を開催しました

令和8年2月21日(土)、ふくしま医療機器開発支援センター研修室において、令和7年度 管理者研修会Ⅱ「各支部長からの訪問看護地域連携BCPの取り組み報告」を開催しました。

本研修会は、災害や感染症などの非常時においても訪問看護サービスを継続するために不可欠なBCP(業務継続計画)について、県内各支部の取り組みを共有し、地域連携の視点から実効性のある運用を学ぶことを目的として実施しました。県内各地から多くの訪問看護管理者が参加し、実践的な学びと意見交換の機会となりました。

研修の概要

開会にあたり、代表理事代理 加藤 貴之より挨拶があり、訪問看護における事業継続体制の重要性と、平時からの備え・連携の必要性について共有されました。

続いて、県内各支部長より地域連携BCPの取り組みについて報告が行われました。

  • 県北支部 訪問看護ほほえみステーション 所長 安斎 洋子 様
  • 郡山支部 寿訪問看護ステーション 所長 栗城 美津子 様
  • 県中・県南支部 訪問看護ステーションひらた 所長 石塚 純子 様
  • いわき支部 いわき南訪問看護リハビリステーション 所長 小松 紘子 様
  • 相双支部 ライブリー南相馬訪問看護ステーション 所長 加藤 貴之 様
  • 会津支部 会津中央訪問看護ステーション 所長 菅谷 幹子 様

各地域の特性を踏まえた体制整備の工夫や、実際の連携体制づくりの経過、課題への対応など、具体的な事例が共有されました。地域内での情報共有方法や、災害時の連絡体制構築、他機関との連携の在り方など、実践に基づく報告は、参加者にとって大きな示唆となりました。

参加者の様子と学び

後半はグループワークを実施し、自部署のBCPや連携型BCPの運用における課題、訓練の実施状況、日頃抱えている悩みなどについて意見交換を行いました。

参加者は自事業所のBCPを持参し、他事業所との比較や情報共有を通じて、自施設の計画を見直す視点を深めていました。
「他地域の取り組みを知ることで、自事業所の課題が明確になった」「訓練の具体的な進め方を共有できて参考になった」といった声も聞かれ、管理者同士が率直に意見を交わす有意義な時間となりました。

地域ごとの取り組みを共有することで、単独の事業所対応にとどまらず、地域全体で支え合う体制づくりの重要性を改めて確認する機会となりました。

おわりに

災害や緊急事態はいつ発生するかわかりません。だからこそ、平時からの備えと地域連携の強化が不可欠です。BCPは策定して終わりではなく、訓練や見直しを重ねながら実効性を高めていくことが求められます。

本研修会を通じて、県内の訪問看護管理者がつながり、互いに学び合うネットワークの重要性を再確認することができました。

今後も福島県訪問看護連絡協議会では、訪問看護の質の向上と安全で持続可能な在宅ケア体制の構築を目指し、研修会を企画・実施してまいります。

ご参加いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。